
フリーランスとして働く方々のうち、およそ7割は会社をやめて独立したのだそうです(『小規模企業白書』)。
そして、7~8割は、人脈で仕事を獲得しているそうです(『フリーランス協会』)。
私はどちらにも当てはまる典型的なフリーランス 笑。
ただ、フリーランスになった理由は少々特殊です。
自分の仕事のスタイルとか、自由な働き方、といったことではなく、人生で初めて飼い始めた犬が病気がちで、家を長時間空けられなくなったから。
私の人生を大きく変えたワンコ。結婚後も、我が家にはいつもワンコがいます♪
幸い、当時所属していた小さな制作会社では、外部の出版社や編集者さんとお仕事をする機会が多く、退社後もすぐにお仕事をご紹介いただけました。
いただくお仕事をコツコツこなして18年。
一つひとつの案件を丁寧にこなし、新しい制作会社を紹介してもらい、数珠つなぎに。おかげで、お世話になっていた制作会社がなくなったり、担当者さんが変わったりしても、なんとか18年、編集と執筆のお仕事でつないでこられました。
最近はクラウドソーシングが普及していますが、当時は人脈が命。2社ほどネットで見つけた登録会社に応募したこともありますが、実際の案件にはつながりませんでした。
お仕事が絶えなかったのは本当にありがたいことですが、私は大きな組織で働くのが性に合わず、フリーランスである自分を
「組織からドロップアウト(脱落)した人間」
と長らく考えていました。
今思うと、私の「下請け気質」はそこからきたものじゃないかと思います。だから、とにかく便利な人間になろう、と思っていました。
便利な人から、特別な人に。
けれどもここ数年は、能動的に考えるようになりました。
確かに、私は大きな組織が性に合わない 笑。
だったら、私が居心地の良いと思えるフリーランスで勝負をするのだ!
(フリーランスが性に合っている理由=私が持つ素質、については別途)
そしてせっかくなら、フリーランスだからできる仕事や、働き方を、(今までも楽しんでいたけれど、)もっと自分からつかみにいきたい。
ITの分野だけじゃなく、福祉やペット、サッカーの分野でも記事を書いてみたい。
いろんな業界の人から話を聞いて、いろんなボランティアもやって、自分のスキルを地域で生かすこともしたい。
代理店などからお仕事をもらう「下請けマインド」から脱却しようという思いを実際のアクションに変えられたのは、コロナのおかげもありました。
そして2~3年前から考えていた起業も、真剣に考え始めています。
組織が苦手な私に、どんな組織がつくれるだろうか?
令和3年に入り、こちらも加速させたいと思っています。