個人事業主もキャッシュフローを意識しよう

「いま現金と預金がいくらあるか、分かりますか?」

ある税理士さんから言われた言葉です。

毎月キャッシュフローを確認すること。法人じゃなくても、事業をやっている以上、個人事業主も同じです。

私の場合、クロージングまで一年近くかかったり、翌々月末払いになったりする案件もありますし、一部の作業を外注すると、まとまったお金が先に出ていってしまいます。

そして、もっと重要なのは、

すぐに使えるお金がないと「ここぞ」というときに資本投入できない。

将来への投資なら、融資を受けてお金をとくるという選択肢もあり。

だから私は、手元のお金の状況を把握するために、毎月、使っているクラウド会計でキャッシュフローを確認するようにしています。

そのためには、売上だけでなく、仕入や経費の伝票も入力しておかないとです。

クレジットカードや銀行の入出金は、クラウド会計ソフトで連携させておけばいいですが、問題は現金とキャッシュレス決済。入力を溜めるとどんどん面倒になるので、せめて月ごとに。

毎月入力しておくと、確定申告の準備に時間がかからない。つまり、源泉徴収があった場合は還付金が早くもらえる!

しかも、キャッシュフローを意識すると未来志向にもなれます。

さて、

今日から確定申告ですね。

とっとと終わらせて、令和3年の会計に完全に切り替えましょう。ただし、申告にあたっては、前年との変更点の確認をお忘れなく。

●スモビバ!「2020年(令和2年)分の確定申告の変更点